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2020.8.23 美容室・サロン

美容師の独立開業事情は?|年齢と年収、資金と融資、サロンの後継者になる選択も!

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20代後半から30代になると「独立開業」を考える美容師の方も多いのではないでしょうか。スタイリストや店長/マネージャーとしてのサロンワークに充実感を覚える一方で、美容師としての今後のキャリアをどう描いていくのか悩みも生まれてくるところです。

お金のことも気がかりですし、最近では「サロンの後継者」になるという選択肢もあります。美容師としての理想の姿を実現していくために美容師の独立開業事情を見ていきましょう。
 

(1)美容師が独立開業を考えるタイミング


美容専門学校を卒業すると、サロンに就職してアシスタントとして懸命に仕事を覚える日々が始まります。晴れてスタイリストに昇格した後もしばらくは技術を磨きながら夢中でお客様と接する日々が続くこととなります。大変ながら楽しくやりがいを感じているうちに気づいたら「20代後半から30代」になっていたという方も多いのではないでしょうか。

「このまま現在のサロン勤務を続けるのか」との悩みも出てくる頃です。40代になると平均年収が下がると言われる業界です。若い顧客層を対象としたサロンであれば比較的年齢の近いスタイリストの方が指名の付きやすい事情もあるかもしれません。

店長/マネージャーとして運営管理や人材育成に進んでいく道もありますが長く続けられるとも限りません。現場を離れずに、スタイリストとして接客を続けていきたいをご希望もあるかもしれません。40代や50代をも見据えた長期的なキャリアのなかで「独立開業」が1つの選択肢となります。

 

 

(2)独立開業のお金事情は?


厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和元年)によると、美容師の平均年収は307.9万円、平均年齢は31.2歳です。ここで注目して頂きたいのは「平均年齢」です。他の職種の平均年齢はだいたい40歳前後ですので、長く続けられている方が少ないことが伺えます。

美容師の年収はアシスタントとして150万円前後からスタートし、スタイリストは300万円前後になります。店長・マネージャーになると400万円前後にもなりますがその数は限られています。前述のとおり一般的には40代から低下する傾向があります。

独立開業に成功すれば、複数店舗を経営して1,000万円以上を稼いでいる方も珍しくはありません。また、40代以降も長く活躍していく基盤ができることも実は大きなメリットです。

独立開業には設備資金や運転資金が必要となりますが、自己資金が不足する分は日本政策金融公庫の融資が広く活用されています。各都道府県の信用保証協会付の銀行融資を活用されることもあります。金額の多寡も大変重要ですが、無理のない事業計画となっていることが一番重要です。融資審査でもしっかりと確認されるところです。

不動産物件選びから内装デザイン、そして保健所登録までの入念な準備も欠かせません。

 

 

(3)理想とする独立開業スタイルは?


美容師の仕事は「トレンド」に敏感な一方で「地域」に根差した面があります。流行に敏感でマスコミにも注目される都内の有名サロンもあれば、商店街や駅近で地域住民に愛されるサロンもあります。理想とするサロン形態によって、実は独立開業のスタイルも変わってきます。

「トレンド」とともに美容師のキャリアを描くのであれば、みずからは「経営」に専念しながら仲間のスタイリストを育てていくスタイルが考えられます。当初はスタイリストとしての接客を続けながら、顧客や仲間を増やしていくことになるかもしれません。その後は、感性の部分は若くて実力のあるスタイリストの力を借りることになります。スタイリストが輝けるサロン運営を実現する手腕が問われます。

「地域」に根差して美容師のキャリアを描くのであれば、みずからもスタイリストとしての「接客」を長く続けていくスタイルが考えられます。美容師として培ってきた技術や接客を活かして地域に愛される努力を続けることで、長く安定した経営基盤を作り上げていく手腕が求められます。

 

 

(4)サロンの後継者になるという選択


「トレンドに敏感なサロンの経営者」・「地域に根差したサロンオーナー兼スタイリスト」のいずれの場合にも、独立開業は新たな出発となります。美容師として積み重ねてきた技術や顧客が助けとはなりますが、「新たな顧客開拓や運営努力」は欠かせません。

開業資金や創業融資を受けての再出発でもあります。失敗はしたくありませんし、できる限り早期に安定した収入を確保できるようにしたいところです。広告(ホットペッパービューティー)、SNS(インスタグラム)、ポスティングなども駆使して集客に励むことになりますが、競合サロンもひしめくなか立ち上がりには一定の期間も要することとなります。その間の運転資金も必要です。

そこで最近は「サロンの後継者になる」という選択をされる方も増えてきています。みずからの理想と重ね合わせることのできるサロンと巡り合えば、独立開業リスクを抑えた形で夢を実現することができるのです。地域に根差したサロンも後継者不足に見舞われており、顧客と一緒にサロンを引き継ぐことが求められています。また、都内の有名サロンもオーナー経営者が売却を希望されることがあります。

一期一会の世界ではありますが、「サロンの後継者になる」という独立開業スタイルもぜひ選択肢に加えて頂きたいと思います。

 

 

(5)さいごに


さて、「美容師の独立開業事情|年齢と年収、資金と融資、サロンの後継者になる選択も」と題してお話させて頂きましたが、ご感想はいかがでしたでしょうか?事業承継やM&Aが世の中に広く浸透するなか、「地域に根差したサロン」だけでなく「都内の有名サロン」の後継者になる道も開かれてきています。ご関心をお持ち頂けるようでしたら、美容師の実務経験と国家資格を活かした「プロ後継者」としてぜひ後継者WORKSにご登録をいただければと思います。

 

 
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